認知症の種類

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認知症の基礎知識

変性疾患と脳血管障害

認知症には、アルツハイマー型認知症など徐々に症状が進行していく「変性疾患」と、脳血管性認知症のように脳梗塞などによって神経細胞が死んで症状が起きる「脳血管障害」があります。

また、脳腫瘍や正常圧水頭症、腎不全、うつ病、甲状腺機能低下などによって認知症の症状を引き起こす「二次性認知症」があります。

日本では、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症、そしての二つを併発した混合型が多く、全体の8割以上を占めていると言われています。

アルツハイマー型認知症

アルツハイマー型認知症は、認知症のなかで最も多い60%以上を占めており、女性に多く見られるのが特徴です。

脳内にタンパク質である「βアミロイド」や「タウ」が大量に蓄積されることで発症すると言われています。

症状には個人差がありますが、2年から数十年かけて進行していき、記憶や思考能力に障害が生じていきます。

60歳以上で発症するケースが多いですが、原因ははっきりと分かっておらず、加齢・遺伝・環境・生活習慣などが原因だと言われています。

脳血管性認知症

脳血管性認知症は、アルツハイマー型認知症に次いで患者数が多いと言われている病気で男性の発症数が多いのが特徴です。

くも膜下出血などの脳卒中が原因で脳の血管が詰まったり、出血したりして脳の細胞へ酸素が送られなくなってしまい、その結果、神経細胞が死んでしまうことで認知症を発症します。

進行型のアルツハイマー型認知症と違い、脳血管性認知症は症状が改善・悪化を繰り返しながら進行していきます。

脳血管性認知症の場合、神経細胞が死んだ場所の脳機能は低下しますが、それ以外の機能が残っているため、記憶力が低下しても判断力は残っていることが見受けられ「まだら痴ほう」と呼ばれています。

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症は、男性の患者数が多く女性の約2倍と言われている認知症です。

レビー小体と呼ばれるタンパク質が、脳の大脳皮質や脳幹に集まり神経細胞を破壊し減少させることで、神経伝達が阻害され認知症を引き起こしてしまいます。

幻視や妄想の症状が出るのが特徴で、他にもパーキンソン病のような手の震えや筋肉の硬直といった症状やうつ症状も見られます。

脳血管性認知症と同様に、調子の良い時期と悪い時期を繰り返しながら症状が進行していきます。

前頭側頭認知症

前頭側頭認知症は、前頭葉と側頭葉の萎縮によって起こる認知症であり、若い人でも発症するのが特徴です。

ピック病、運動ニューロン疾患型、前頭葉変性症も前頭側頭型認知症に該当しています。

患者数自体はアルツハイマー型などに比べると少ないですが、病気の原因解明が進んでおらず、有効な治療薬がないのも課題となっています。

一般的な認知症のような記憶障害などはありませんが、精神疾患のように特異な行動が目立ちます。

偏食や過食、同じ行動を繰り返す症状や、万引きや痴漢、暴力といったルールを逸脱した行動をとることもあります。

若年性認知症

若年性認知症は、65歳未満の若い世代で認知症と診断されたときの呼称で、発症年齢の平均は51歳となっています。

患者数は約4万人で男性に多く、アルツハイマー型と脳血管性型の2つが多くを占めています。

若年性認知症のなかでもアルツハイマー型の場合、遺伝が原因で発症する「家族性アルツハイマー病」もあります。

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