認知症の症状

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認知症の基礎知識

中核症状と周辺症状

認知症には、脳細胞の障害によって引き起こされる「中核症状」と、患者本人の性格や環境によって生じる周辺症状(BPSD)の2種類があります。

中核症状 記憶障害、見当識障害、判断力の障害、実力機能障害、失認、失行、失語
周辺症状 妄想、幻覚、不安・焦燥、抑うつ、失禁、徘徊、暴力・暴言、睡眠障害、異食、介護拒否

ここでは主な認知症の症状を中核症状と周辺症状に分けて詳しく確認していきます。

中核症状

記憶障害

認知症で最も知られている症状が記憶障害ではないでしょうか。

記憶を留めておく海馬が委縮してしまうことで、昔のことが思い出せなくなったり、直前に起こった出来事が覚えられなくなったりします。

見当識障害

見当識障害には、「時間」「場所」「人」の3種類の見当識に障害が起きてしまい、今日の日付や現在地、自分や家族の認識ができなくなってしまいます。

判断力の障害

判断力の障害は、物事を理解したり判断したりする機能が失われ、あいまいな表現などが理解できなくなってしまいます。

実力機能障害

実行機能障害は、計画や段取り通りに物事を遂行する能力なくなってしまい、例えば料理などが作れなくなってしまいます。

失認

失認とは、五感「視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚」の伝達が正常にできなくなり、状況を正しく認識・理解できなくなることです。

失行

失行とは、運動など身体的機能に問題はありませんが、服を着方や道具の使い方といった日常的動作が分からなくなってしまいます。

失語

失語とは、言語機能が障害され「話す・聞く・読む・書く」といった機能が失われることで、言い間違い増えたり、他人の話が理解できなくなったりします。

周辺症状

妄想

「財布が盗まれた」など物事を強く思い込む妄想は、認知症患者に多く見受けらえる症状です。

幻覚

存在しないものが見えたり、聞こえたりするのが症状で、レビー小体認知症でよく見受けられます。

抑うつ

認知症が原因でやる気を失ったり、気分が落ち込んでしまったりする症状で、食欲が減退する人もいます。

失禁

失禁は、トイレの場所が分からなくなったり、または尿意の感覚がなくなったりすることです。

徘徊

徘徊は、見当識障害から現在いるところが分からなくなり、あちこち歩き回って迷子になってしまい帰宅できなくなることです。

認知症患者による破壊は深刻な問題となっており、2014年には約1万人の人が徘徊によって行方が分からなくなっています。

暴力・暴言

暴力・暴言は、身内や介護者に暴力をふるったり、罵声を浴びせたりする行為で、認知症を伴うことで生じる不安や不満が原因と言われています。

睡眠障害

睡眠障害は、睡眠に関連する神経細胞や体内時計に支障をきたすことで、不眠や昼夜逆転してしまうことです。

異食

異食とは、見当識障害によって食事した行為を忘れてしまったり、失認により食べ物ではないものを口にしたりすることです。

介護拒否

介護拒否は、食事やトイレなどのサポートに反抗したり、嫌がったりすることです。

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