コウノメソッドとは

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コウノメソッド

多くの医師が採用するコウノメソッド

コウノメソッドとは、認知症専門医で医学博士である河野和彦氏によって確立された認知症を治療する薬物療法の1つです。

専門医として30年以上にわたる臨床経験と試行錯誤によって体系化された当治療法は、専門医ではなくても診療できると注目されています。

患者によって発症の有無が異なる症状のことを周辺症状(BPSD)と表現されていますが、これを陽性・陰性・中間症の3つに分類して最も効果の期待できる薬剤を選択します。

認知症の「記憶障害・見当識障害・認知機能障害」といった中核症状ではなく、幻覚・異食症・睡眠障害・暴力などの周辺症状に重きを置いているのが特徴です。

周辺症状に対する介護者の負担は大きく、心労による共倒れの危険性と隣合わせの状況で患者をサポートしている人がたくさんいます。

コウノメソッドは周辺症状を改善させ介護者の負担軽減を実現し、家族と患者が二人三脚で治療を目指していくことが可能です。

現在では、300名超の医師がコウノメソッドを実践しており、CTやMRIなどの高度な医療機器のない開業医でも診療できることから登録医師の数は年々増加しています。

コウノメソッドの3本柱

介護者保護主義

コウノメソッドは、「患者と介護者のどちらかしか救えない場合は介護者を救う」という患者ではなく介護者第一主義を採用しています。

つまり、介護の負担にならないよう記憶障害など認知の症状を改善するよりも暴力や徘徊など周辺症状を抑える治療を優先するということです。

家庭天秤法

コウノメソッドでは、薬の量をコントロールするのは医師ではなく介護者としているのが特徴です。

医師の指示・了解のもとで薬を処方しますが、副作用出さないために介護者が患者の状況を確認しながら調整していきます。

医師よりも介護者のほうが患者と一緒にいる時間が圧倒的に長いため、患者の微妙な変化に合わせながら最小限の副作用に留めることができます。

サプリメントを活用

コウノメソッドは、医薬品と併用しながら効果が期待されるサプリメントを積極的に活用するのが特徴です。

主要なサプリメントとしては、米ぬか由来のポリフェノールの1種であり、細胞の老化を防ぐ効果があると言われている「フェルラ酸」があります。

また、食用の赤ミミズの消化酵素を主成分として動脈硬化の改善効果があるとされる「ルンブロキナーゼ」もあります。

治療の特徴

コウノメソッドの治療の特徴のひとつが「症状別に薬を使い分ける」という点です。

処方される薬も副作用などを最小限に抑えるように診断が下されます。

上記にて患者さんの周辺症状(BPSD)を陽性・陰性のパターンに分けると説明しておりますが、それぞれの区分けの中でさらに詳細に分別され、その症状に合わせて薬剤が処方されます。

例えば、「陽性の周辺症状」がどんな状態かと言うと、暴力的になったり、幻覚や妄想、過食、介護に対して抵抗して暴れたり勝手に徘徊したりと、興奮状態で言動を起こしているようにも見える「動」の状態が当てはまります。

その一方で「陰性の周辺症状」とは無言だったり無気力、うつ症状など「静」の症状を指します。

陽性と陰性の周辺症状は対極の状態にあります。

正常な状態の人間でも明るくなったり暗くなったり感情や言動が揺れ動きますが、認知症患者はどちらか片方に大きく偏っているケースが多いため、真ん中のフラットな状態まで戻れるように薬物を処方します。

周辺症状をまずは先に落ち着かせてから中核症状の治療へ移る流れになります。

これまでの認知症治療の薬剤処方は患者の周辺症状に関係なく抗認知症薬を処方されるような現状がありました。

例えば陽性の周辺症状を起こしている患者に対して興奮状態を促す薬剤を処方し、さらに暴れさせて悪化させるといった悪循環に陥るケースも多かったようです。

コウノメソッドのベースにある考え方は、向精神薬を重視して患者の状態をまずは落ち着かせます。

患者の周囲で介護をする人々に寄り添った考え方です。

薬剤の処方に関しても河野和彦先生は認知症治療に特化した研究会を立ち上げ、積極的に研究をすすめられており、本来は患者一人一人の症状に合わせて薬の処方も変えていくべきであり、定められた「増量規定」など通り一遍な薬剤投与では問題があると考えられています。

こういった考え方がコウノメソッドの3本柱のひとつである「家族天秤法」にも繋がっているのです。

認知症治療研究会で導かれた研究結果が今後コウノメソッドにも反映されればますます認知症の治療が大きく進歩することでしょう。

認知症と一言で言っても様々な型があります。

アルツハイマー型認知症などがその代表例ですが、他にも混合型やレビー小体型など7種類もの類型が存在します。

一般的な認知症の治療はどの類型に属しているのかを判別してそれに合わせて行われるものですが、コウノメソッドにおいては病型は関係なくどのような認知症でも治療が行えますので大きなメリットがあるのです。

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